「経絡治療コース」4回目となる「取穴」の開催が終わりました。
取穴とは、ツボを的確にとる技術のことです。
鍼灸では、ツボに鍼やお灸を行い治療していきます。
鍼は0.16mmのため、この取穴が正確に取れているかいないかで、治療効果が大きく変わっていきます。
治療効果が出ない時に、治療穴(治療に使うと決めたツボ)の間違いよりも、取穴が正確に行えていないことで、治療効果が出ないことの方が遥かに多いです。人によってツボの位置が違うのも複雑な要因の一つです…
ツボ自体が目に見えるものではないため、感覚が重要です。
受講生の皆さんは松尾先生が取穴し印をつけていただいたのを触ることで、「穴(あな)」を感じることがなんとなくわかったのではないでしょうか?
私自身、取穴の位置がズレていたので、今回の講習会で修正でき、臨床に生かせると思うと、大変貴重な経験となりました。
学生の受講生はまだ「穴」の感覚や教科書と違う取穴位置でわかりにくいとは思いますが、実践していきながら感覚を磨いていけたらと思います。
次回は経絡治療コース最後となります。
講習会の後は、簡単な座談会(意見交換や相談など)を考えています。
意見交換を含めて師会員と受講生の皆さんと親睦を深めていけたらと思っていますので、お気軽にご参加くださればと思います。
次回11月22日よろしくお願いします!!
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